勝手に本の企画を考えるコーナー<3>おとなが描く絵日記の本
梅雨があけて一気に猛烈な暑さがやってきました。
スイカやかき氷が恋しい季節ですね。
夏といえば「夏休み」。子どもの頃は「夏休みの宿題」が一大事でしたよね。
みなさまは宿題を「初めの方に終わらせて残りのお休みを満喫する派」?
それとも「最後まで先延ばしにしてしまい、8月末に追い込みをかける派」でしょうか?
そんな宿題の中できっと誰もがやったことがあるであろう「絵日記」。
(これも何日分もたまってしまって、まとめて描くはめになり、
図書館へ行って新聞で天気を調べたりとかしましたね…今ならネット上ですぐ検索できるのですが)
オトナになって絵日記を描いているという方はおそらく少ないだろうと思います。
しかし最近、気になる記事を読みました。
「絵を描く」という行為が「脳」のためにはとてもいいらしいのです。なんでも「ストレスコーピング」(ストレスを和らげるための対処療法)にとても効果があるのだとか。
もちろん絵の上手い下手は関係ないのでそんなことは気にせず、自分が描きたいように描く。
そうして目の前のクリエイティブな作業に没頭することで、様々な問題や現実に疲れ、凝り固まった脳みそがほぐれていくようなイメージです。
絵を描くのは苦手だという方は、ぬりえのように色をぬるだけでも効果があるようですよ。
子どもの絵日記帳や普通のノートに描いても構わないと思うのですが、
できれば「10年日記」のようなハードカバーで、「描きたくなる」ような装丁の絵日記帳があるといいですね。何年後かに開いた時、宝物になってくれるかもしれません。
夏休み、ちょっと遊び疲れてしまったら、童心に返って絵日記でも描いてみてはいかがでしょう。