ソースって言ってもたこ焼きにかけるアレじゃなくて、ワクワクするようなソースのお話
もうすっかり暑いですね。この5月は記録的に雨が少なかったとのことで、このまま梅雨になってしまうと心配です。
しかも今年の夏は「強烈な猛暑」になるなんて話も天気予報で言ってましたよ。
聞いただけで今から夏バテしてしまいそうですね・・・。
今年もそろそろ後半戦に入ろうというところでバテているとツライので、
今日はちょっと元気になれそうな話題をひとつご提供したいと思います。
「ソース(source)ーあなたの人生はワクワクすることにある。」という1999年初版の本を最近読み返しました。
もう18年も前の本ですがベストセラーなのでご存知の方も多いはず。
なぜこれを引っ張り出してきたかというと、最近「死ぬ辞め(死ぬくらいなら会社辞めればができない理由)」とか、
「うつヌケ」とか何やら不穏なタイトルの本が流行っているなぁと思ったからです。
もちろんこれらの本の内容を否定するつもりはないのですが、
こういうタイトルの本が流行るということは一定数共感する人たちがいるわけですよね。
実際にうつにまではなっていないが「わかる」という境遇の方も多いのかもしれません。
うつ病になって自分を死へと追い込んでしまう人たちは、生真面目で責任感の強い人が多いと聞きます。
この「ソース」という本で著者は「一般的な社会通念=まともな仕事につき、一生懸命働いて生計を立て、
結婚して子供を育てろ。世間の道から外れるな」という、誤った強迫観念から自由になることこそ、
心から満たされた人生を送るためのスタートラインだと言っています。
また、「人が取るべき責任ある行動はただひとつ。自分が心からしたいことをすることである。
それが人生でもっとも責任ある行動であり、その人が負う最高の責任である」とも言っています。
(Mike McManys,1999,p56)
つまり、人のしたいことを誰かの指示でやっているうちは、まだ自分が真に果たすべき責任を果たせてはいないのだと
この本は教えてくれます。
「あなたはまだ自分の責任を果たせてはいない」と言われるのは耳の痛いことではありますが、
久々にこの本を読み返して「これから責任を果たすんだ」とワクワクすることができたのでした。
全ての人が「本当に自分のやりたいこと」をやってもうまく廻る世の中というのは、
ありえない話ではないと私は思っています。
人は誰しも例外なく、一人ひとりが興味関心も得手不得手も違う「オンリーワン」の存在なのですから。
そうは言っても「いきなり何から始めたらいいのかわからない」という人は、
ぜひこの本を手にとってみてはいかがでしょう。
そこにはあなたの「ワクワクすること」を見つけ、思い通りの人生を生きるためのヒントが見つかるかもしれません。
最近ワクワクしてないなーとか、むしろモヤモヤしてるなーという方はよかったらご一読ください。
そこそこ楽しくやってるという方も「もっとワクワクしたい」ならオススメですよ。