「継続は力なり」っていうけど、それができたら東大に入って総理大臣になってるよ
なんだかボヤキのようなタイトルになってしまいました。
というのも最近「あーっ！止めずに続けていたらなぁ」と地団駄ふむほど悔やまれたことがありまして…
私はよく言えば新しもの好きで好奇心旺盛なのですが、その代わり飽きっぽいのが弱点で…
大なり小なり人は飽きる生き物だと思うのですが、ひとつのことを長くつづけてその道の職人になる人や、
ボロボロになるくらいひとつのものを大切に使い込む人もいますよね。
本当はそういう人に憧れつつも、なかなかそんな境地には程遠い。
私のように飽きっぽいけど何か継続して「やり遂げたい」と考えている人はおそらく他にもいるはずです。
どうしたら自分でやると決めたことを投げ出さずに「継続」できるのか…
自分なりに考えたり、調べたりした結果、主にこの5つを意識してみようと思いました。
＜1＞継続した先に待っている「ご褒美」を明確にイメージする
＜2＞欲張らずひとつのことに集中する
＜3＞マイルストーンを置く
＜4＞応援してくれる人を見つける
＜5＞何かを達成するためには、やらないことを決める
具体的には…
＜1＞継続した先に待っている「ご褒美」を明確にイメージする
継続するって基本的に大変だし、つらいイメージがあるんですよね。
それは「何のために継続するのか、この大変さを乗り越えて続けることができた先に
どんな嬉しいことが待っているのか」をきちんとイメージできていないからなのではと思います。
例えばダイエットなら「スタイル良くステキになった自分」が目標ですが、自分がステキになったら
「どんなご褒美」が待っているのかが見えていないから途中で止めてしまう。
憧れの俳優さんの写真を貼るといいと聞いたことがありますが、それもイメージを明確化して
「こうなりたい→こうなった時には服も髪型もどんなものも似合って、
みんなから親切にされて気分がよくなる」と自分に見せることができるからですよね。
美味しいニンジンを鼻先にぶら下げることは馬にも人にも有効ですね。
＜2＞欲張らずひとつのことに集中する
「あれもこれも同時に初めて全部中途半端になる」これは私みたいな目移りタイプはやりがちです。
一緒に進めた方が効率の良いことも中にはありますが、
例えば「ダイエットしつつ英語の勉強もして早起きして朝活する」
とか言っちゃうわけですよ。一見何も間違っていないし、とても良い目標な気がします。
でも昨日までどれもできていなかった人が全部いっぺんにやろうとすると、
投げ出すことが目に見えているような目標ですよね…まずは優先順位を決めてどれかひとつに集中しましよう。
＜3＞マイルストーンを置く
これは「大目標」→「中目標」→「小目標」と区切っていって、小さな目標をクリアすることで達成感を得つつ、
気づいたら大きなことを成し遂げていた！！というマジックを自分にかけてあげるということです。
あまり区切りすぎても飽きてしまうだろうし、本来の目標を忘れてしまっては本末転倒です。
ナビと一緒でたまに立ち止まって、自分の現在地と向かっている方向が正しいか、
間違っていたら方向の再設定や到着時間の見込みを見直したりすることも必要だと思います。
＜4＞応援してくれる人を見つける
「孤独はタバコと同じくらい健康に害がある」という研究が以前話題になりました。
孤高と言えばカッコいいけれど、やはり人は社会的な生き物。ひとりでできることには限度があります。
応援してくれる人というのは、どんなつながりの人でもいいと思います。
家族や肉親、友人はもちろんですが、仕事上のつながりやSNS上だって構わないと思います。
なんなら場合によっては人間でなくてもいいかもしれません。
「温かく見守ってくれる他者のまなざし」というのは、
折れそうになったときに「またがんばろう」と思える力の源になりますよね。
また、何でもひとりで出来ていると驕ることなく、日頃から感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。
＜5＞何かを達成するためには、やらないことを決める
これは意外に見落としがちだと思うのですが、やらないことを決めるとできることが増えるのではないでしょうか。
自分の生活をあらためて俯瞰してみると、結構ナリユキでやっている無駄な習慣があるのではと思います。
これはしなくていいかもと思うことは、どんどんやめる。ちなみに私は最近洗濯物を丁寧にたたむのをやめました。
以前はお店に陳列してあるようにキレイにたたみたいと思っていましたが、
今はくるくると巻いてロール状にして引き出しに入れています。
シワになりやすいシャツなどは吊るしにしているので、特に問題はありません。
そろそろ来年の手帳やカレンダーを買い求める季節になってきました。
来年の目標を考えるに当たって「継続」は大前提です。ものごとを続けるためには何が必要か。
あらためて見直してみませんか。
