占いとの付き合い方
寒いですね~が挨拶となる時期になってきました。
どこに行っても手帳やカレンダーコーナーができていてついつい楽しみに見てしまいます。
それらと一緒に私が楽しみにしているのが「占い」。
だんだん次の年が近づいてきてなんとなくそわそわし始める頃、
女性誌や女性向けWebコンテンツには続々と翌年の占いが掲載されはじめます。
「占いなんて子供だましでしょ。そんなの信じてるの?」と思う方もいるかもしれませんが、
占いはひとつのエンターテインメント。古代文明の大昔から天文学とともに発展して世界中で愛されてきました。
ギリシャやイタリア(ローマ)、中国等がイメージされる場合が多いかと思いますが、
日本でも平安時代から「陰陽師」と呼ばれる人が活躍していたといいますよね。
占いは今でも政治家や経営者、アスリート等に愛好者が多く、
大物占術家はこういった著名なクライアントをかかえているためかなり稼げるご商売のようです。
古今東西、最後にはたった一人で大きな決断をせねばならない孤高な職業の人たちは、
何か背中を推してくれるような後ろ盾が欲しいのかもしれません。
当たるも八卦当たらぬも八卦ですから、あまりのめり込んでそれに振り回されてしまうのはよくないと思います。
あくまで「来年はどんな年になるのかな?」「こんな運気らしいからこういうことに積極的にチャレンジしてみよう」
とか「こういうことは控えよう」というちょっとした生活のお助けアイテムのように楽しく使えるのです。
私は幼いころから「目に見えない世界」にとても興味があったので、占いはオバケと並ぶ二大関心事でした。
今でも占いが好きで生活の中に取り入れています。
ひとえに占いといっても数多ありまして、メジャーなところだと「西洋星占術(星占い)」といって
おなじみの12星座で占うもの。
ほかにカードの意味と組み合わせ、正位置/逆位置で意味を読みとる「タロットカード」、
ルーンという古代文字が書かれた石で占うルーン占い、東洋の占いだと四柱推命や手相などでしょうか。
占術方法には占いたいことの内容によって向き不向き(得手不得手)があります。
占ってみたいことは短期なのか長期的なことなのか、Yes/Noや二択で占えるような単純なことなのか否か…
人ぞれぞれきになる事柄は千差万別なので、占いもそのニーズに合わせて多種多様です。
例えば西洋星占術は中長期のスパンで流れをつかむことに長けていますし、
四柱推命は転機がいつありそうかということを占ったりすることに向いています。
タロットはカードの配置で様々なことについて占うことができますが、
その時の運やインスピレーションの比率がかなり高いと思うので、おみくじ的な要素もあるかと思います。
基本的なルールとして同日または近日中に全く同じ内容を占うことは意味のないこととされています。
自分の望む結果がでなくても、しばらくして潮目が変わることを待つのも大切なんですね。
それを読むための占いでもあるのですから。
ざっと挙げた以外にも本当にたくさんの占いがあります。占いではないけれど風水なんかも運気に関わることなので
生活に取り入れたりしています。例えば今年は●●の方角の気が強いから、金運アップのラッキーカラーはこれです!
というのは風水を取り入れているということですね。
今年も「石井ゆかりさん」という占いライターの占いダイアリーを買いました。
これを見ながらそろそろ来年の計画を立て始めようかなと今から楽しみにしています。
占いを本当に知ろうとしたら、相当な勉強が必要です。でもほとんどの人にはそんなことは必要なくて、
「いいとこどり」でいいと思うのです。私はいろいろな占いの「これを取り入れたら面白そうだな」ということだけ
つまみ食いしつつ楽しんでいます。
「占いなんて」と思っていた人も、ちょっと軽い気持ちで取り入れてみたら面白い発見があるかもしれません。
例えば今までなら絶対に買わない色の服をかったりとかね。
新しい年の準備を始める時期に、新しい自分を発見してみませんか。