外国語の組版をしながら思ったこと
最近、英語や中国語組版のお仕事をする機会がありまして。
それで欧米や中国のチラシデザインを検索して調べたりしていて、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、日本とはちょっと違うなと思ったのですよ。
デザインっていうのは、視覚に訴える要素がわりと多い仕事だとは思いますが、それでも日本語組版のルールを持ち込んだままデザインを終えることはできないわけで…
欧文には欧文の、中国語には中国語のルールや暗黙の了解があるのですよね。
これもまぁそうだよなぁと思うことですが、お国柄で好きなテイストがあるようですね。というのも「お、この雰囲気好きだな」って思ってよく見ると日本企業が中国で出している広告だったり、日本人デザイナーが欧米で作っている広告だったりして。私も結局、日本テイストに安心しているんじゃないか…とあらためて気づきました。
もちろん、わざわざ日本人が手がけているものを探しているわけではないし、こちらはあくまで英語なら英語圏の、中国語なら中国語圏のお客さんに好まれるテイストを探索するために資料を探していたのですが…
結局、調べたり頭で考えていてもよくわからなかったので、中国人のお友達と中華料理を食べに行きました(笑)それも、中国発のお店で日本人はほぼいないところに。
私は薬膳とか臓物とか癖のあるものが結構好きなので、オススメしてもらった冬虫夏草のスープを飲んだのですが心も体もあったまりましたよ。
その後なんとなく、中国を垣間見たような気になって中国語のチラシを作ったのですが、なんか中国な雰囲気になったんではないかと自画自賛?しております。
もやもや考えるより、そこの国の美味しいものでも食べるのが一番いいみたいですね(笑)
それでは今日も読んでいただき、谢谢了!(ありがとうございました)