みんなで犬を見習おうよ。
世の中には「感じのいい人」と「感じ悪い人」がいますよね。
例えば会社の同僚や友人知人の顔を順番に思い浮かべた時、
「感じがいい人」というと誰の顔が思い浮かびますか?その人のその「感じの良さ」はどんな言動からくるものなのでしょう。また逆に感じの悪い人は誰で「どんなところが、どのように感じが悪い」のでしょうか。
そうして考えてみると「感じがいい人・悪い人」それぞれ何か特徴があげられると思うし、それって誰が評価してもだいたい同じ結果になるかと思います。
私にだけ感じがいいとか、特定の誰かにだけ感じ悪いとかは、好き嫌い等また別の話なので置いといて。
まぁ普通…っていう評価の人もいるかもしれませんが、どちらかに分けると「普通、可もなく不可もなくな印象」の人は「感じがいい」とは言わないので感じが良くない人に入るわけです。
「感じがいい」「悪い」というのは第一印象だけでもその一瞬の判断としてなされているし、もっと長いスパンの関係性でも言われますね。
これがちょっとクセモノだと私は思うわけですよ…
それは第一印象では感じがいいのに、実際しばらく付き合ってみると見掛け倒しだったり、逆に第一印象では塩対応でそっけない人が実はよくよく付き合ってみるとスルメのような味わい深い人物だったりする。当然人なんて第一印象だけではわからないんですが、どちらもいろいろなシーンで損していると思うのです。
整理すると世の中にはざっくり4タイプの人たちがいると思います。
1)感じが良い×中身も好人物(たぶん前世は犬!!!)
2)感じが悪い×実は中身は好人物(スルメ人間。ただの人見知り。噛めば味が出る系)
3)感じが良い×中身は危険人物(サイコパスとかにも多いらしい)
4)感じが悪い×中身も危険人物(犯罪者とかそれに近い人たちだな)
どうせなら1)になれるのがやっぱりいいんじゃないかと私は思うんですが、じゃあ結局「感じがいい人」の“感じの良さ”の正体ってなんだんだ…?その極意は?と思っていたところ、デールカーネギーの本にこんなことが書かれていました。
ーー友を得たいのならその道の達人に学ぶのがいい。我々は毎日道端で達人に出会っている。こちらが近づくと尾を振り始め、撫でてやると夢中になって好意を示す。何か魂胆や下心があってこのような愛情表現をしているのではないーー
達人の道は一日にしてならずかもしれませんが、彼らからは大いに学ぶところがありそうです。