インデザイン、やっぱ神ソフトだと思った件。
以前、デザイナーはインデザインが使えない人が結構多いというお話をしたのですが、それっていろいろと勿体無いなぁと思うことが日々ありまして。
私がイラレとインデザイン両方使っていて思う便利さはいろいろあるのですが、一番のメリットはインデザインの表組み機能。若干のクセはありますが、これはMSOfficeのExcelに割と近い感覚でセルを作って表組みできるのです。
イラレのみしか使っていないデザイナーは恐ろしいことに表組みを図形と罫線の組み合わせで作っていて、あれは表に見えるだけであって表ではないのです。
1回作って終わりならばそれでも見栄えさえよければよいのですが、行列が増えたり減ったりするのが表の宿命なので、修正が入った途端泣きを見るわけですよ…電化製品等の取説の表組みなんかがイラレで作られていた日にはあなた、泣くしかないですよね。そんなときもインデザインなら、ご機嫌に修正が行えます。
最近、webのページをデザインしていて、価格表の結構面倒な表組みがあったのですが、特に指定がなかったのでインデザインで組んでWEB用に書き出し(PNGの画像を作成)してお渡ししました。
おそらくWEBデザインをインデザインで作成するって、あんまりピンとこないし、世の中的に主流じゃないだろうなとは思います。(WEBデザインを専門にしているデザイナーさんならしないだろうなぁ)
私が以前扱った、別のデザイナーさんが作ったインデザインデータでは、イラストまですべてインデザインで作成されていて(イラレ不使用)驚いたことがあります。普通なら迷わずイラレで作ってしまいそうな、結構複雑なイラストでした。そのときも思ったのですが「このソフトではこの機能」っていうのは自分の中に刷り込まれた思い込みなんだろうなぁと。
自分で使いやすくその時の案件状況に一番適したソフトを使えること。これが一番重要なのかなと感じます。それは結局、ひいては顧客サービスに繋がるなぁと。ひとつのデータを複数人で共有しなければならない場合に、なかなかそうも言ってられないこともありますが、できるだけ効率よくフレキシブルにツールやソフトを使っていきたいと思いました。