テストに出るかもしれない「アイドル考」
去年までアイドルって一部のオタクのためのコアな趣味だと思ってたんですよ。
で、私はドルオタ(アイドルオタクの略称)ではないけど、元来オタクなので「みんな違ってみんないい。それぞれ好きなものは違っても萌えって尊いよねー」という、隣の芝生は青そうだけど垣根の向こうから見守っとこ!という立場でいました。
しかしひょんなことから、芝生の向こう側にお呼ばれすることがあったのでお邪魔してみたんですよ。
そこにはなかなか目眩く世界が広がっておりました。まぁまだ玄関あたりをウロウロしていて、沼に沈んでいるわけではありませんが、油断はならないなと思いました。いつ自分の身に雷が迸るような恋が訪れないとも限りません。そんなふうに推しとの出会いはいつも晴天の霹靂ですよね。
昔はアイドルってピンだったですよね。聖子とか明菜、キョンキョン時代…グループといえばジャニーズでしょうけど、少年隊を経てSMAPとかkinki、嵐あたりまではよかった。でも実は光GENJIあたりから雲行きは怪しくなってきていて。V6以降どんどん増え続けてない?
男性もそうだけど女性アイドルも同じく、大衆向けではなくなって「国民的アイドル」って呼ばれるような人が出てこなくなってしまったと感じるのです。
「じゃんけんは手数が3つだから普及したわけで、千手あったら誰もやらない」ってことを言っている人がいてなるほどと思った。人って選択肢が多すぎると選べなくなると。確かに「千手あるじゃんけん」なんて羽生善治か藤井聡太しかやらんわなと納得してしまったんですよね。
つまり、日本のアイドルを小難しく、一部のコアな人々の趣味にしてしまった一因は「ジャニー喜多川」「つんく」「秋元康」にあると…
これ、いつか日本史のテストに出ます。アンダーラインを引いておくように(笑)