小さな庭をデザインする楽しさ
私は土いじりが趣味で休みの日はせっせと庭の手入れをしています。これからバラが咲くのを楽しみに毎日枝葉の様子を観察しています。とはいえマンション住まいなので「私の庭」は狭いベランダのみ。猫の額どころかインコの額くらいの広さしかないのですが…
ガーデニングなんて自由にやってよいものかと思えば実はかなり不自由で、賃貸マンションなので制約ばかりです。排水口や避難口を避けなければならない、引っ越す時のために原状回復が必要等さまざまなしばりの中で、そのインコの額な庭をいかに広く美しく見せるか試行錯誤しています。
そんなことを考えつつ庭いじりをしていたら、これって本やチラシなどのデザインと一緒だなと感じました。紙面の制約の中でレイアウトや色使いを考え、その中でも一番映えるデザインにすること…
ガーデニングデザインの楽しみのひとつは季節感があることです。季節によって咲く草花が違うので、その組み合わせの妙で季節のうつろいを感じることができます。今回はハロウィンっぽくしようとかクリスマスを意識して等、テーマを決めてイメージすることもあります。これもデザイナーっぽいかもしれません。
デザインは日常のいたるところにありますね。日々のいろいろは繋がっていてムダなことはないのだなとしみじみ思いました。