AIは敵か味方か、それとも?
2022年にChatGPTが鮮烈なデビューを果たしてから約1年、最近はAIの出現で素人の方でも美麗な絵や写真を短時間かつ苦労なく作れるようになりましたよね。
手塚治虫先生の新作漫画をAIが作っているということも話題になりました。手塚漫画のクセ(特徴)をAIに学習させ、まるで本人が作画しているのと見紛うほどのクオリティで復活させています。お話の内容もAIに相談してそのアイデアを取り入れているとのこと。これは本来AIが持っている良い面を生かしている成功事例でしょう。
お話の内容もAIに相談してそのアイデアを取り入れているとのこと。これは本来AIが持っている良い面を生かしている成功事例でしょう。
一方で出版社がAIによって制作した女性アイドルが物議を醸し、結局すぐに活動停止になりました。まだ法整備も追いつかない現状では「これは盗作ではないか」など「既存の何かにあまりに似通っている作品の存在」が問題になっています。AIによる学習と作品制作は、著作権の問題と切っても切り離せないようです。
このようにまだAIを取り巻く環境には今後も混乱が生じそうではありますが、いずれ人類とうまく共存していく世界がやってくるのでしょうね。
今はまだ「AIが作った」というと人間の作品より価値が下であるイメージが否めませんが、その頃にはAIが作った作品に高い価値が見出されているのかもしれません。