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デザインは全てに優先されるべきか

posted : 管理者

category : ブログ 日常

これ、はじめに結論から言ってしまうと私はNOだと思います。ではなぜそんなタイトルを立てたかというと最近見た「デザインの敗北」というコンテンツが興味深かったからです。

 
ご興味のある方は「デザインの敗北」「デザインの失敗」等で検索すると見られると思いますが、とにかく「デザインありきで他を犠牲にしてしまった結果が悲惨すぎる」のです。

 
ユニバーサルデザインとは「ありとあらゆる人にとって使いやすいこと」だと思いますが、残念ながらその逆をいってしまっているデザインが世の中には多数存在しています。

 
例えば一見して男性用か女性用かわからないトイレのアイコンとか、最大限デザインを削ぎ落としてシンプルにした結果、どんな味か想像がつかず全く売れなかった飲料など枚挙にいとまがありません。

 
しかも作っているのは世界的に有名なデザイナーだったり、国家プロジェクトに指名されるような超一流の建築家だったりします。ある高名な方作の建築物は美しいが耐用年数がとてつもなく短いという話もありました。30年と保たない上に構造が複雑でメンテナンス費用が莫大だそうです。

 
誰にも使いづらいデザインっていったい誰のためになるんでしょうかね…これはデザイナーの自己満足でしかないし、もしかしたら作ったご本人の満足さえ得られていないかもしれません。(結果が伴わなかったわけですから)
私もいちデザイナーとして「デザインは誰のためにあるか」についてはこれからも意識していかねばなと思いました。

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