クリエイター系はなぜ猫飼いが多いのか
私は猫3匹と暮らしています。もうかれこれ猫飼い暦は20年余りになります。古今東西、猫派か犬派かみたいなことはあちこちで話題にされてきました。派閥といっても戦いではないのでゆるく様子を見守っているだけですが。
私は生きものが好きでもちろん犬も猫も好きなので「派閥」に入るつもりはありません。でも猫を飼っているので強いていえば猫派なのでしょう。
飼っていない方からは3匹もいて大変ではと思われますが、おそらく大変なのは0から1の時点であって1から3は大差ないのです。
また猫は大人になると1日の大半を寝て過ごします。こうして仕事をしていても邪魔をされるのはほんのひとときで、それもよい刺激になります。
SNSなどで猫がキーボードの上で寝てしまったりさまざま邪魔をする様子が流れてきますが、あれも彼らの愛情表現で猫飼いたちにとっては一種のご褒美でもあると思います。
猫は夜型と言われますが、日が高い日中は寝ていますので概ねそうなのでしょう。ただし人と生活している猫は完全な夜型ではありません。うちの猫たちは私が寝室に移動すれば一斉についてきて静かに朝まで傍らで寝ます。
猫は人が思っているより賢く、ちゃんと人のライフスタイルに合わせてくれます。
そして飼っていない方が一番驚くのは「結構人にべったり」だということ。猫はそっけなくて呼んでも来ないと思っている方も多いかもしれませんが、さにあらず。個体差はあると思いますが、自分の名前が呼ばれればちゃんとくるし返事もします。そして自分から膝にのってくるし撫でてと要求して甘えます。
「クリエイター系職種は猫飼い率が高い」というのは以前からまことしやかに言われています。実際そう言ったテーマのTV番組や書籍も多く見かけます。
誰かが統計を取ったとか根拠があるわけではないでしょうが、そう言われる理由がわかる気がします。クリエイター職種を選ぶ人のライフスタイルと気質が猫のそれとよくマッチして、お互いが居心地良いのかもと人間は思うのです。